巨匠 熊井啓が、井上光晴の原作を得て、

軍港の街“佐世保”を舞台に世に問いかけた、

“日本の原罪”の圧倒的な不条理!

地の群れ

11月17日(日)15:00〜17:07


製作年:1970年(昭和45年)

上映時間:127

原作:井上光晴

監督:熊井啓

脚本:井上光晴・熊井啓

配給:ATG/綜映社

出演:鈴木瑞穂/松本典子/寺田誠/紀比呂子/奈良岡朋子/佐野浅夫/佐世保の人々

 

佐世保市ゆかりの作家・井上光晴の原作を、社会派の監督として多くの名作を世に送った熊井啓が、佐世保ロケも交えて映画化したもので、脚本も熊井自身が井上と協同で書いている。差別と被差別、原爆、国家権力……描かれているテーマは重く、決してわかりやすい映画とはいえないであろうが、モノクロでとらえられた50年ほど前の佐世保の映像の中には、この国が宿命的にくぐり抜けなければならなかった問題が提起されているのではないか。

受賞歴等

1970年度キネマ旬報ベストテン第5位

1970年度映画評論ベストテン第4位

第25回毎日映画コンクールベストテン第3位

第25回毎日映画コンクール女優助演賞(奈良岡朋子「どですかでん」と共に)

第25回毎日映画コンクール音楽賞(松村禎三)

ミリオンパール賞

日本脚本家協会賞(熊井啓、井上光晴)

ベルリン国際映画祭日本正式代表作品



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